主人公の水野結衣は末期胃がんと診断され、死ぬ前に願いを叶えるため転校する。そこで彼女は、不良の生徒――須藤司と出会い、彼の隣の席になる。日々の交流の中で、結衣は何度も司に助けられ、守られる。次第に心を通わせ、愛し合うようになる。しかし、結衣の体は悪化し、残された時間は少なくなっていく。彼女は司に病状を隠したまま、死ぬ前に司の人生を救う手紙や絵葉書を残した。結衣の死後、司は彼女の残したものを道しるべに、大学へ進学し、会社を立ち上げ、旅に出る。数年後、彼は地震で命を落とす。しかし、別のパラレルワールドで、結衣を想い続けていた司は、健康で幸せな結衣と再会し、ついに彼の薔薇を抱きしめることができたのだった。