五十嵐グループ令嬢・五十嵐雨音は、千葉景に嫁ぎ、6年間専業主婦として結婚生活を送る。夫の事業に尽力するも、千葉景が戦友の未亡人・白石可奈母娘を過剰に世話したことで、夫婦関係は破綻。妊娠中、夫の支えが必要な時期に千葉景は不在。雨音が早産で大出血時も、可奈の娘に付き添っていた。雨音は離婚を切り出し、娘と五十嵐家に戻り、三人の兄たちのサポートで新たな人生をスタートさせる。雨音が五十嵐家の令嬢として千葉景の会社との提携を破棄した時、元夫はようやく過ちに気づくが、時すでに遅しであった。千葉景の「愚かな義理堅さ」と白石可奈の「偽善」が描かれ、五十嵐家の三人の兄たちの「妹を溺愛する」姿を通して、実家の力強さが表現されている。