前世、御用商人である林家の養女、林 涼子は、耐え忍ぶ日々を送っていたが、実の令嬢である林 結衣に陥れられ、家を追放され無残な死を遂げる。死の間際、自分が摂政宮である一条 尊の行方不明の娘だと知る。
生まれ変わった彼女は、もう我慢しない。公然と林家との縁を切り、実の父である摂政宮、一条 尊を自ら探し出す。冷酷無比な「生き閻魔」と恐れられる父は、娘の最も強固な盾となり、彼女を傷つける者には百倍返しで報復する。
林 結衣は諦めず、嫌がらせを続ける。だが今世の涼子は、やられたらやり返し、容赦なく打ちのめす。林家がひざまずいて許しを請う頃には、彼女は文淵閣の歌宴の頂点に立ち、姫君として、自分だけの輝かしい新たな人生を歩み始めていた。