相馬明は18年間、完璧な令嬢として、一族の名を汚さぬよう何事にも励んできた。本物の令嬢である相馬葵が戻ってきたその日、彼女は自分が養女であることを知る。前世、相馬葵は心の内を伝える「システム」というチート能力を使い彼女を陥れ、三人の幼馴染も敵に回り、相馬明は汚名を着せられたまま命を落とした。新たな人生をやり直すことになった彼女は、相馬葵の心の声が聞こえた時、笑みを浮かべた。幼馴染たちが盲目でも構わない。彼女には相馬家の跡継ぎという身分と40%の株がある。この人生では、愛ではなく権力だけを求める。