林小春が3年間苦労して経営してきた「小春の朝食屋」は、大家の曽根桂子に目をつけられ、家賃の値上げを迫られて立ち退きを余儀なくされる。曽根桂子は空きテナントを「設備完備、常連客付き」の朝食屋として演出し、起業家の清水浩に高値で転貸し、1年分の家賃を一度に受け取った。林小春は自分の設備、許可証、デリバリーアカウント、そして3年間で築き上げた評判をすべて持ち去った。引き継いだ清水浩は、何もないことに気づく。客は認めず、仕入れ先は商品を卸してくれず、許可証も不備で、開店初日から大混乱に陥った。曽根桂子はデマを流し、看板を無断で使用し、サクラレビューで低評価をつけようとしたが、林小春の契約書、領収書、録音、そして団地の住民全員の証言によってことごとく打ち破られた。最終的に、曽根桂子は借主から訴えられ、保健所から処罰を受け、テナントは誰も借りたがらなくなった。一方、林小春は隣の通りに地域朝食キッチンを開き、昔からの常連客が列を作って応援した。テナントは変わっても、腕と人心は誰にも奪えない。