仏門の弟子である浄心は、師父と共に各地を巡り、善行を積みながら邪を鎮めていた。ある時、二人は怪事件が頻発する一条家(員外府)に招かれ、事件の調査に乗り出す。屋敷の令嬢は長い間難病に苦しんでいたが、その命運は侍女の霜と繋がっており、二人は一心同体であった。一方が無事であればもう一方が命の危機に瀕するという、邪術の桎梏に深く囚われていたのだ。慈悲の心を持つ浄心は、その原因を丹念に探り、裏で暗躍する邪な者の仕業を見破る。そして、仏法の力でその不気味な絆を断ち切り、生死の劫を解き、二人を邪悪な運命から解放して、屋敷に渦巻く怪異を鎮めていく。