道観で育った本物の令嬢、月城朔夜は、山を下りて実家に戻った際、ひょんなことから閻魔大帝・閻魔焔と生死を共にする血の契約を結んでしまう。彼女は「五弊三欠の呪い」を背負い、悪霊退治と修道を生き甲斐としているが、月城家では偽りの令嬢、月城雨音の策略に絶えず見舞われる。星野夕星が殺害された真相の暴露から、月城家の屋敷に仕掛けられた凶相の打破に至るまで、月城朔夜は道術で自身を守り、誠心誠意をもって人々と接する。閻魔焔とはいがみ合いから理解し合う仲へと発展し、陰陽両界の争いの中で共に困難を乗り越えていく。そしてついに、冥界の王位簒奪の陰謀を暴き出し、自身が歩むべき道と愛を手に入れる。