焼き鳥屋の店主、江崎輝は共同経営者に裏切られ、借金を背負い落ちぶれていたところ、祖母の古い屋台に導かれ瑞穂国へとタイムスリップする。彼は様々な現代のB級グルメでたちまち人気を博すが、地元の商人や汚職役人から次々と圧力を受ける。幸いにも近衛兵の氷室凛や西園寺景世子らの助けを得て、幾度も難関を乗り越えるうち、江崎と氷室は生死を共にする仲となり、密かに想いを寄せ合うようになる。
時空の通路を安定させるため、一行は西域へと赴き隕石を探し出す。江崎は高収量の麦の種や携帯レーションを王朝に持ち込み、飢饉を解決し軍需品を改良する。皇帝は彼に高官の位を授けようとするが、彼は丁重に辞退する。彼は二つの世界を行き来しながら善行を重ね、古代では民を助け、技術を教える学堂を設立し、現代に戻っては江崎財団を創設し、学生や農家を支援する。
氷室凛は官職を辞して自ら茶店を開き、二人は手を取り合って時空を超えた食の産業を築き上げ、盛大な結婚式を挙げる。庶民の暮らしに根差し、実行力と善意をもって事業と人情を両立させ、愛と理想を見事に手に入れるのであった。