元兵士の黒川鉄男は、腹違いの弟である黒川浩二の策略にはまり、3年間服役する。出所後、故郷の黒川村に戻り、身分を隠して養豚場を経営するが、村人からは嘲笑され、父の黒川大造からはあからさまにえこひいきされ、元恋人の柳田秀美にも裏切られる。黒川浩二は養豚場の土地を奪って利益を得ようと、何度も嫌がらせを仕掛け、ついには養豚場に放火しようとさえする。鉄男は、所属する退役軍人組織「鉄桜会」での影響力と卓越した養豚技術を武器に、食肉加工工場の社長である大城富雄や県畜産局の技術員である松本小春と協力し、一歩一歩、黒川浩二の悪事を暴き、村人たちの誤解を解いていく。最終的に村長に選出され、温泉エコファームを開発して村全体を豊かに導き、松本小春との真実の愛も手に入れる。