湊川の街角で、須藤グループの女社長・須藤清乃が悪徳御曹司の財前魁に公然と結婚を迫られ追い詰められていた。絶体絶命のその時、退役した最強の兵士・堂本稜が突如現れ、圧倒的な力でチンピラたちを打ち破る。
しかし彼が取り出したのは、父の世代が戦乱の時代に交わした一枚の婚約書だった。
清乃は彼を名家にたかる輩だと決めつけ、冷たく拒絶する。だが、須藤家はすぐに窮地に陥る。祖父である大旦那様は病で危篤状態に陥り、会社は裏社会の勢力によって悪意を持って資産を狙われ、国外のスパイ組織にまで浸透されていたのだ。
堂本稜は失われたはずの秘術「戦地回陽針」で大旦那様の命を繋ぎ、単身で闇金組織を壊滅させ、さらには埠頭での血戦で国外の精鋭スパイを一人で殲滅する。
湊川トップクラスの財界の大物が自ら動き出し、ネット世論と資本の力で封殺にかかった時、堂本稜は極秘の特権を使い、三重の窮地を一気に覆す。
黒幕は自決する前に「これは氷山の一角に過ぎない。国外からの潜入者はとうに街中に潜んでいる」と不敵に笑いながら言い放つ。夜の闇の中、全国を巻き込む究極の闇の戦いが、今まさに幕を開けようとしていた。