佐藤剛と佐藤恵は「黄金青果」という果物店を営んでいた。ある日、結城凛が店の前を通りかかった際、心停止で倒れた剛の父親を救う。これをきっかけに凛は夫妻と親しくなり、たびたび店を訪れては果物を購入していた。さらに、自身が経営するウォーレン・スーパーの仕入れも夫妻に任せるなど、彼らの暮らしは日に日に良くなっていった。しかし、夫妻が闇金からの借金返済のために店を譲渡しようとしていることを知った凛が、秘書に店を買い取らせたことから事態は一変する。恵は恩人である凛が偽札を使ったと濡れ衣を着せ、その態度はエスカレートしていく。そんな中、夫妻が納品した果物に多数の粗悪品が混じっていたことで、凛のスーパーが営業停止処分を受けたことが発覚。もはや夫妻の裏切りを許すことができなくなった凛は、ついにその正体を明かす。すべてを知った夫妻は、自分たちの愚かな行いを後悔するのだった。