将軍の娘、緒方咲良は、一族を皆殺しにされ、一夜にして血の川が流れた。彼女は幸運にも生き延び、名前を隠して生きていたが、思いがけず「宰相の娘」として都に戻る。表向きは穏やかでか弱いが、その実、緻密な策略家で、一歩一歩慎重に駒を進める。入宮後、皇帝に認められ、徐々に権力の中枢に近づいていく。宮廷内の渦巻く陰謀の中、彼女は権力闘争と愛憎の渦に巻き込まれながら、慎重に歩を進める。真実が明らかになった時、かつての仇敵が皇権の根幹に関わっていることを知る。復讐の炎が燃え盛り、陰謀と真実の愛が交錯する。血と愛を巡る宿命の戦いが、今、幕を開ける。