林清辞は真冬の廃寺で、額に銀色の月の印がある白狐を救う。だがその正体は、天劫を受けて傷ついた国師の雲寂だった。足の不自由な王爺・蕭絶への身代わりの嫁入りを強要された結婚式の日、雲寂は吹雪と共に現れ、「天の導き」を口実に彼女を弟子として連れ去る。
雲寂は人前では冷徹に教えを授けるが、裏では人懐っこい白狐に化けて彼女に寄り添う。林清辞は権謀術数と道術を学ぶが、やがて蕭絶の障害が偽りであること、そして彼の家族の冤罪事件の裏に皇帝の帝位簒奪の陰謀が隠されていることを発見する。
皇室の勢力が刻一刻と迫る中、危機一髪のところで林清辞は巫祝の血の力を覚醒させ、雲寂は九尾の天狐の真の姿を取り戻す。二人は蕭絶と同盟を結び、驚天動地の秘密を暴くが、なんと皇后が潜伏していた魔族の貴族であったことが判明する。