現代生物学者の後藤清美は、虐げられる侯爵邸の側室の娘に転生し、雪の夜に月蝕の呪いにかかり満月になると狐に変わる翔王・冴島玄翔を救う。彼女は医術で「白玉」の世話をし、彼は陰で彼女のために屋敷内の争いの障害を取り除く。二人は手を取り合って疫病の陰謀や朝廷の罠を解き明かし、呪いの背後にある皇室の秘密を暴いていく。冴島玄翔は権力を捨ててでも彼女を守り抜き、後藤清美は現代の知恵で彼の呪いを解く手助けをし、さらには医学院を設立して医術を革新する。救うことから始まったこの恋物語は、最終的に北の国境で一生安らかな暮らしを送るという美しい結末を迎える。