橘千歳は男装して後宮に入り、白河景付きの宦官となる。互いに想い合う仲となった二人だが、ある日、千歳は景が災いを避けるために女装した皇子であるという衝撃の事実を知る。景が神宮寺楽に降嫁された後、三人は同盟を結び、神宮寺邸で密かに計略を練る。さらに、流言を巧みに利用して朝廷を乱す皇后を油断させ、徐々にその罪証を集めていく。皇帝の誕生祝いの宴で皇后の罪を暴き、偽の皇太子の真相を白日の下に晒し、景は皇子としての身分を取り戻す。皇帝崩御後、即位した景は、群臣の反対を押し切り、千歳が女性であることを公表。長年の付き添いと守護に感謝し、彼女を皇后に立てることを決意する。後宮での出会いから、共に朝廷を安定させるまで、二人は真実の心と固い意志で、生涯を添い遂げ、国を守る心温まる物語を紡いでいく。