貧しい女子大生の須藤晴香は、借金取りに追われ、実家からは搾取される日々を送っていた。ホテルの清掃員として働いていた時、友人の渡辺拓海に薬を盛られた御堂司と出会い、二人は関係を持ってしまう。妊娠しやすい体質の晴香は予期せず妊娠。腹に晒を巻いて隠していたが、不幸にもトイレで大出血してしまう。病院に運ばれる際、偶然居合わせた拓海が晴香に気づき、御堂家に連絡する。御堂司は御堂グループの唯一の跡継ぎであり、孫の誕生を心待ちにしていた彼の両親は、知らせを聞いて大喜びし、一家総出で彼女を溺愛する。晴香は当初、御堂家が「母親を追い出して子供だけを奪う」つもりだと誤解していたが、共に過ごすうちに家族の温かさを感じ、司と密かに惹かれ合っていく。しかし、彼女が玉の輿に乗ったことを知った継父は、実母と共謀して彼女を誘拐し、妊娠したお腹を盾に御堂家に高額の身代金を要求する。晴香は卑屈にならず全力で抵抗し、司は彼女を救出。戸籍を取り戻し、彼女が実家から解放され、新しい人生を歩む手助けをする。