幼い頃から犬が苦手だった妻の高橋結衣が、突然スタンダードプードルを飼い始め、毎日一緒に食事をし、一緒に眠り、「マロン」と呼んで可愛がっていた。夫の林真が生まれたばかりの娘を抱いて授乳を頼んでも、彼女は娘のミルクを犬に与えてしまう。我慢の限界に達した林真は、結婚記念日のパーティーで、皆の前で離婚を切り出し、高橋結衣に財産分与なしでの離婚を要求する。招待客たちは、林真が大げさで、ヒモのくせに恩知らずだと噂する。離婚裁判の場で、林真は高橋家の仲裁も聞かず、離婚の意思を貫く。怒った高橋結衣は、林真と弁護士の親密な写真を突きつけ、彼の不倫を告発する。皆からの非難を浴びる中、林真はただ証拠を取り出す。そこには、高橋結衣が犬と親密に関わる姿が映っており、しかもその犬はまるで人間のような様子を見せていた……。