女将である花明蘭(かめいらん)は敵が城を攻めてきた際、同時に捕らわれた二人の子供のうち、皇子の正体である息子の花無欠(かむけつ)を救うことを選び、実の娘である花芷惜(かしせき)を矢で射殺した。花芷惜は花明蘭に見捨てられたことを恨んで名を花無情(かむじょう)と改め、成長して城を守る女将になった後、いじめられている母親を見て見ぬふりをしていたが、やがて多くの誤解を解き、当時の真実を知ることになる。団欄の日、再び敵軍が城を囲み母親が捕らわれ、同じ選択を迫られた花無情は、ようやく当時母親が抱えていた心の苦しみを理解するのだった。