一流弁護士の篠原奈美は、夫・陸川拓海のためにM&A案件の粉飾決算の罪を被り、弁護士資格を剥奪され、法律事務所の雑用係に成り下がった。記念日に陸川家は奈美の母親のICU治療費を盾に、離婚と口止めを強要。さらに白川星羅が妊娠検査薬を持って現れ、奈美は心身ともに傷つき、無一文で追い出される。母親が薬を止められる絶体絶命の危機に、北条大奥様がある取引を持ちかける。それは、表向きは認知障害とされている北条財閥の跡継ぎ、北条一輝と結婚し、その見返りに母親の治療と逆転のチャンスを得るというものだった。結婚後、奈美は一輝が叔父である北条啓介の迫害を逃れるために狂ったふりをしていることに気づき、二人は同盟を結ぶ。奈美は法律の知識を武器に業界へ復帰し、元夫と星羅の罠を次々と打ち破る。調査を深めるうち、3年前の濡れ衣事件と一輝の交通事故が、北条啓介と法律事務所の所長・白川敬吾の共謀によるものだったと突き止める。権力奪還のための聴聞会で二人は協力して反撃。一輝は財閥を取り戻し、奈美は濡れ衣を晴らす。悪役たちは次々と刑務所送りとなり、偽りの結婚から始まった二人の間には真実の愛が芽生えるのだった。