雲姝は、想い人である沈宴の立身出世を支えるため、自ら楽坊に身を売り楽妓となった。三年後、沈宴は侯爵の位を得て出世を果たすが、楽妓という雲姝の卑しい身分を嫌い、彼女に側女の地位しか与えず、宰相の娘である寧清雪を正妻として娶ってしまう。絶望した雲姝は髪を切り沈宴との縁を断ち切ると、大金を払って自分に会いに来た馴染み客に嫁ぐことを決意する。その相手とは、幼い頃に命を救った「チビ」こと、現在の摂政王・霍璟淵であった。霍璟淵は八人担ぎの輿と十里にわたる豪華な嫁入り道具で彼女を正妃として迎え入れ、更には皇帝に願い出て彼女を誥命夫人に封じさせる。一方、雲姝は摂政王府に女学を設立し、礼儀作法や出身を問わず、世の女性たちが学問や芸事を学び、自立できるよう手助けをするのであった。