北嶺の王、須藤翔は正体を隠して戦線から帰還した。6年前に命を救ってくれた橘凛との約束を果たし結婚しようとするが、プロポーズの際に橘家から法外な結納金を要求され、屈辱を受ける。そんな中、当時本当に自分を救ってくれたのは、自分のために顔に傷を負った橘汐音だったことを偶然知る。彼はすぐに汐音にプロポーズする。虚栄心の強い橘家は何度も二人を妨害し、さらには汐音を北嶺神殿の権力者に献上して利益を得ようとさえした。須藤翔は度重なる衝突の中で徐々にその実力を見せつけ、ついに盛大な結婚式で北嶺の王としての正体を明かし、すべての悪人を罰し、心優しく気丈な橘汐音と結ばれる。