男性科の医師、古賀芳恵は婚約者の浮気現場を目撃し、きっぱりと別れを決意する。母親からの結婚の催促をかわすため、カフェで周防時生をレンタル彼氏と勘違いし、二人は意気投合して契約結婚に踏み切る。病院に戻った芳恵は、新しく赴任してきた直属の上司が、まさに自分の契約上の夫であることに気づく。時生は正体を隠して陰ながら妻を守り、幼馴染の執着に対応する一方、芳恵は医療事故の渦に巻き込まれてしまう。契約結婚と職場の上下関係が交錯し、誤解が絶えず、曖昧な雰囲気が漂う中、偽りの夫婦は共に陰謀に立ち向かううち、本物の愛情を育んでいく。レンタルから始まった結婚は、やがて真心の伴うものへと変わっていくのだった。