ヴァンパイアの王子マルスは、セラフィナ女王により一世紀囚われていた。人間の侍女エリーは、マルスの世話係となる。エリーは彼の枕の下に失くしたネックレスを発見し、マルスが暗殺を逃れるため12年間狂気を装っていた真実を知る。彼はエリーを唯一の希望と見なしていた。女王は二人の絆に気づき、エリーをシベリアへ追放、マルスを再投獄する。マルスとの約束を胸に、エリーは荒野で生き抜く。解放されたマルスは、三日三晩這い、瀕死のエリーを見つけ出す。女王のヴァンパイアハンターが迫る中、凍った湖での逃避行で、エリーはマルスをかばい撃たれる。愛する女性が血の海に横たわるのを見て、マルスはついに狂気の仮面を脱ぎ捨てた。