病弱な桐生夫人、高梨瑠衣は、桐生斗真と愛のない結婚をしたが、後に彼を愛するようになる。体のせいで男女の双子の子供たちと過ごす時間はほとんどなかった。ある日、彼女は未来を予知してしまう。2年後に自分が病死し、家族が次々と不幸に見舞われ、自分が支援していた須藤茜が一家の財産を乗っ取ることになるのだ。自分たち家族が物語の「捨て駒の脇役」にすぎないと気づいた瑠衣は、運命に逆らうことを決意する。体を休ませ、子供たちとの絆を取り戻し、夫には茜に注意するよう警告する。異変に気づいた斗真は密かに策を練り、子供たちも母の思いを汲んで寄り添う。家族一丸となって、物語の束縛を打ち破っていく。