養女の清水若葉は県で3番目の成績で大学入試に合格するも、結納金のために嫁がされそうになる。そこへ退役軍人の荒くれ者、遠山陸が縁談を申し込み、彼女を苦境から救い出す。結婚後、若葉は先祖代々の医書を頼りに、一家を貧困から少しずつ抜け出させていく。彼女は医者としての初心を貫き、夫の支えのもとで再び大学入試に挑戦し、県トップの成績で県立医科大学に合格する。その後、長年離れ離れになっていた実の両親と再会し、本当の自分の人生を歩み始める。これは知識、善良さ、そして勇気を巡る物語であり、運命によってどん底に突き落とされた一人の少女が、奮闘によって自らの新たな人生を切り開いていく姿を目の当たりにする物語である。