前世で清水穂は養父の松本家が栄えるのを助けたが、義姉の松本葵に嫉妬され毒殺された。宿敵であった宸王が彼女のために復讐を果たす。生まれ変わった二人は養子に迎えられる時に戻り、松本葵は令嬢の運命を奪ったつもりで、我先にと松本家に養子になることを懇願する。一方、清水穂は淡々と清水家での生活を選ぶ。彼女は清水家の隠された背景を知らなかった。養父は将軍家の長男、養母は皇后の義妹、四人の兄はそれぞれ類まれな才能を持ち、四番目の兄に至っては民間に流落した第七皇子だったのである。清水穂は前世の記憶を頼りに清水家を繁栄させ、松本葵は松本家で苦難を嘗め尽くしながらも、狂ったように復讐を続ける。最終的に清水家は帝都に戻り無実の罪を晴らし、清水穂は宸王と再び宿命の縁で結ばれる。