ソフィアと母親は小さな食堂を営んでいる。大企業の社員と婚約し、ようやく穏やかな生活が手に入ると信じていたソフィア。しかしある配達の途中、婚約者が同じ会社の上級管理職の女性と浮気している現場を目撃してしまう。ショックでその夜飲み過ぎた彼女は、一族の富をめぐる争いで実の弟に陥れられようとしていたそのグループの真のトップ、フェレイラ社長と偶然出会う。翌朝、社長は記憶を失い、甘えん坊で無邪気で依存的な、まったくの別人格となって目覚める。驚いたソフィアは彼を「フェリックス」と呼ぶようになる。重病の母親に結婚した姿を見せたいという思いから、ソフィアと社長は電撃結婚をすることに。急な結婚、家族の秘密、権力争いが渦巻く中、ソフィアと「フェリックス」となった彼の、対立と相互の庇護、そして発見に満ちた共同生活が始まる。そして、あの夜の真実と遺産相続争いの真相が、次第に明らかになっていく。