庶出の桑芷弦は幼い頃から母より伝わる砭石術を習得していたが、えこひいきする嫡母に強いられ、わがままな嫡妹の身代わりとして、足が不自由で冷酷だと噂される定遠侯爵の晏天策に嫁ぐことになった。祝言の夜、晏天策の寒毒が突如発作を起こし、桑芷弦は命がけで砭石術を用いて救うが、逆に執事に罪を着せられてしまう。彼女は耐え忍びながらも局面を打開し、その医術で長公主の娘を救い、長期にわたる毒殺の陰謀を暴き、丞相の温庭玉による軍資金横領と宮中での反乱計画という大事件に巻き込まれていく。実は晏天策は病を装って策略を巡らせており、二人は手を組んで罪の証拠を集め、ついに謀反の陰謀を打ち砕き、悪人どもを罰する。桑芷弦も母の仇を討ち、身代わり婚の駒から侯爵夫人へと成り上がり、晏天策と生涯を添い遂げるのであった。