農家の木村茂は息子のために全てを捧げたが、家を追い出されてしまう。無一文になった彼は橋の下で暮らし、ビニールハウスで寝泊まりしながら、先祖代々の野菜作りの技術を頼りにゼロから事業を始める。有機栽培にこだわり評判を得て、露天商から農場を設立するまでに成功。自身の人生を立て直すだけでなく、100人もの出稼ぎ労働者のいない村の老人たちの雇用をも創出する。過ちに気づいた息子も事業に加わり、親子は力を合わせ「茂有機農園」を地方創生のモデル事業へと育て上げる。これは土地、信念、そして親子の絆の再生を描いた感動の物語であり、「人が勤勉であれば、土地はそれに応えてくれる」という素朴な真理を教えてくれる。